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超常分類‐危険度等級概略

呼称超常、超常存在
分類5階層
等級5等級4種
対処説得による「鎮静」「封印」
いずれも不可であれば強制排除を行う

分類について

1.「超常存在」

現代科学で説明のつかない存在、現象のすべてを指す。

2.「種別」

各々の性質や状態に応じて区別を行う。
例)

  • 怪異(現象機構型怪異)
  • 妖怪
  • 憑きモノ
  • 異界
  • 神域

3.「成り立ち」

該当の超常存在がどのように発生したものかによって区別を行う。
例)

  • 神話
  • 口伝
  • ネットロア
  • 呪い
  • 集合無意識
  • 非人為的現象

4.「種族」

同様の性質を持つ類似超常がいる場合は、それを一つの「種族」として分類する。
例)

  • ある程度名を知られている妖怪・妖精

5.「個体識別」

「種族」の中でも特殊事例が発生した場合、あるいは同様の性質を持つ類似超常が確認できない場合を含め、超常災害対策課によって認知される超常存在には個体識別を行う。多くは「日付」「案件番号」からなる記号により識別を行うが、被害・対策規模により「名付け」を行う場合がある。
例)

  • 18■■-戊子-0000238-「己津千」

等級について

2種の評価軸からなる対応難度の記号を組み合わせることで’等級を区分する。

想定される被害規模による危険度区分

A:死者100名以上規模の被害が見込まれる

B:死者99名以下規模の被害が見込まれる

C:死者10名未満の被害が見込まれる

D:怪我人、発狂者の発生が見込まれる

E:経済的被害のみ、あるいは無害

※放置した場合の年間推定被害者数

対話による平和的解決の可能性

1:当該超常に「意思疎通」の機能がない、あるいは確認できない

2:当該超常に「意思疎通」の機能は確認できるが、対話不可

3:当該超常に「意思疎通」と「対話」が可能だが、敵対的

4:当該超常に「意思疎通」と「対話」が可能で、友好的

等級表示例

  • 「己津千」:A-1
  • 「戌縫射」:A-1
  • 20■■-丁亥-0036524:D-3

作成者: しおう_きよみ

大正大学表現学部表現文化学科 クリエイティブライティングコース卒。
前職(健康食品メーカー)でエンドユーザー向け健康情報紙の記事執筆、紙ベースの販促ツール制作を担当。
また、自創作小説の執筆を進めているほか、Adobe illustratorを使用したロゴの制作、クリップスタジオを使用したイラスト制作などを行っている。

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